今期、関東のメンバーが東京の豊島屋酒造さんで造りを手伝われた「女唎酒師軍団のお酒」を、関西のメンバーもみんなで飲もうということになった。

5月19日。メンバーとそのお友だち・計11名が集合した会場は、大阪の寺前さんのご両親が経営されているお店で、八戸ノ里にある「あ・じゃぽん」。近鉄の高架下にあって、おいしいのと日本酒の品ぞろえがええのとで評判のお店である。

当日のラインナップは今年の軍団酒の直汲み生酒と2年前の軍団酒(仙禽)、そして思い思いに持ち寄ってくださったお酒。

本日のメニュー。おいしそうやね〜。

並んだお酒はどれから飲もうか迷うけど、ここはやっぱり今年の軍団酒でしょ。「屋守」で知られる東京・豊島屋酒造さんで仕込ませていただいた、純米吟醸生酒。

関東の皆さま、いろいろお疲れ様でした。ありがとうございます。

では、カンパーイ。届いてすぐに家で飲んだときより、1ヵ月ちょっと経ってるので味がむっくりしてる。ピチピチ感はあるけど、米の味が深みを増して旨い。元々、屋守は好きなお酒の一つなので、そのライン上にあるから間違いなく好みの味。

そして一昨年仕込まれた「仙禽」の軍団酒も飲んでみたが、仙禽のジューシーでフルーティーな飲み口、シュワッとしたうすにごり生酒の口当たりはそのままに、まろやかである。

落ち着いてるのに、みずみずしさは残ってる。これもええなぁ。

お料理も続々。生蛸のサラダ、蛸がシコシコしておいしい。

焼きそばかと思いきや、ワインを練り込んだパスタに鱧のピカタが添えてある。鱧、初物!

食べかけで汚いのが申し訳ないが、海老と空豆のフリッターをタルタルソースで和えてあるのと、やらかいステーキ♪

さすが唎酒師のお店。お燗器と温度計を持ってきてくださり、いろんな温度で飲んでみることになった。

伏見からご参加のメンバーさんが、伏見限定のお酒を持ってきてくださった。これ、そのまま飲むとちょっともわんとするが・・・42度で見事に燗上がり。うまいうまい。

素晴らしくおいしかったんは、黒松翁の15年物。古酒はあんまり好きやない私だが、これはイケるわぁ。皆さんも大絶賛。お高い貴重なお酒やと思うけど、すっかり空いてしもた。

他のお酒も温度が異なると、味が変わってきて面白い。あれこれ飲み比べて感想を言い合い盛り上がる。こういうのが同志の集まりならではである。

今年の軍団酒も55度で味わうと、冷やした生酒に比べてまったりした濃さが舌から喉へととろとろ流れる。生娘が熟女に化けたようである←なんてオッサンな感想なんだ!

愛媛の成龍酒造さんの「賀儀屋 純米吟醸無濾過生原酒」。一度よばれたいと思ってたので、うれしい。原酒の力強さ、濃い旨味の中にさすがは愛媛、ミカンのような爽やかな香りとキレも感じる。

と、会場が酔っ払いの渦と化すころ、東京の日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会とつないでくださった。軍団がお世話になってる板場氏は、この時間も企画会議とか。そこへご機嫌な酔っ払いが怒濤のように話しかけるので、さぞやかましかったやろう。

最後に記念撮影。最初、帰りの電車の時間は余裕を持って告げると「なんぼなんでもそんな長いこと飲んでないって」と笑われたが、ハッと気付けばその時間。3時間半も盛り上がっていたのであった。幹事の大野さんと場所を提供してくださった寺前さん、お疲れ様でした。皆さま、おいしいお酒をありがとうございました。

レポート:川添智未