可杯とは注がれた酒を飲み干すまで置けない杯のことです。「可」は漢文では「可何々」(何々すべし)と書き、下にはつけない文字であるため、下に置けない杯を「可杯」(べくはい)といっています。

おかめは入る酒の量が一番少なく、この杯は酒が入ったまま置けます。

ひょっとこは口のところに穴が開いているため指で穴を塞がないと酒が漏れてしまいます。 酒の量もおかめよりも多く、飲み干さない限り下に置けません。

天狗は見ての通り長い鼻のため下に置けないし、鼻の部分まで酒が入りますので三面杯の中では酒が一番入ります。

遊び方は三面杯とセットになっている特性のコマを順番に回し、止まった時に上になった絵の杯をとって酒を注いでもらい飲み干していくものです。また、その他にも面白い趣向を工夫してさまざまに遊ぶことも可能です。発祥地は高知、酒豪が多いこともうなづけます。