おさかな.comタイアップ企画
旬の魚とこの日本酒
〜旬の魚を使った料理と相性の良い日本酒を知る〜

『旬の魚とこの日本酒』では旬の魚を使った料理と相性の良い日本酒を専門家が月替わりでご紹介させていただく「おさかなの旬な話題をお届けする情報WEBおさかな.com」とのタイアップ企画です。

2014年7月

エラワタ・ゼイゴとってあります」
スーパーの鮮魚コーナーにて、尾頭付きのアジの横にこんなただし書きを見つけました。アジだけに、何という味な計らい!
「横柄さ・無責任さとってあります」という上司に匹敵するぐらいありがたいじゃないか、えぇ?
よし、アジにしましょう。

まるごと一尾(とは言っても、内臓はないぞう)を手に取ると、切り身とは全く違った手ごたえが感じられます。重みやぬめりを、どうぞお子さんの手でも確かめさせてあげてください。
そう、わたしたちは食べる前に、生きていた時の姿のままの魚を触ることができます。
牛や豚では、なかなかそうもいきません。尾頭付きの魚を手に入れたら、「命」を食べていることをはっきり自覚し、その意味について少し考えてみましょう。
というわけで、きょうはアジの煮つけ。
1尾98円。調理法は、COOKPAD スリーエクボさん「鯵の煮付け」を参考にいたしました。85字でレシピをまとめてみましょう。
「湯引きして、臭みをとる。しょうがの薄切り・水・しょうゆ・みりん・砂糖・酒そしてアジを、フライパンに入れる。落し蓋をして強火で、煮立ったら弱火で、煮汁をかけつつ20分程度煮る」
煮汁をかける際に、切れ目が広がったり皮が破れたりすることがあります。ですから、アジに煮汁の滝行をさせないでください。温泉で老いた母の肩にそっと湯を掛けてやるイメージを目指し、より美しく仕上げましょう。

アジはくせのない淡泊な身に深いうま味がつまっており、 ブリの煮付けよりしっかりとした味付けと非常によく合います。小骨があって食べにくい魚ではありますが、避けているばかりでは惜しい限りです。
「滋味豊かな味わいを楽しむ間に箸使いが上達するとは、一石二鳥だ」とお考えになってみてはいかがでしょうか。

<おさかな.com 「千里の道もひと切れから」掲載内容を掲載者了承のもと一部編集>

酒仙人が薦める「鰺の煮付け」と相性が良い酒

「鰺と冷酒で、夏の風情を涼やかに演出!」特別純米酒 阿櫻

秋田県・阿櫻酒造

鰺は日本人に長らく愛されてきた夏を代表する魚。最近では全国各地でブランド鰺が登場し、ちょっとお高い存在になっているようですが、やっぱり大衆魚として気軽に味わってこそ鰺ですよネ。
但し、気軽な大衆魚と言っても、その旨さは一級品!!クセのないスッキリした味わいながら、涼やかな旨味がいつまでも続き、刺身はもちろん、焼いても、揚げても美味しく頂けます。
今回はそんな鰺を煮付けに仕上げ、日本酒と共に楽しんで頂きましょう。
おススメする「特別純米酒 阿櫻」は、無濾過生原酒ならではの、マシュマロやコンペイトウを思わせる甘い香りと、クレソン、木の芽のような青々しい香りが広がり、鰺の煮付けをふんわりと包み込んでくれます。

しかし味わいは香りの印象から一変!スパッとキレる超辛口テイストに最初はギョギョッとなると思いますが、二口、三口と進むにつれて、飽きることなく旨さが相乗する組合せであることが実感出来るでしょう。

今宵はあえて部屋の窓を開放し、外から吹き込む風に、風鈴の音色をのせてみましょう。そして、浴衣にでも着替えてから、「鰺と冷酒」と共に夏の風情を楽しんでみませんか?

※「特別純米酒 阿櫻」は、10°C前後に冷やして、薄手のグラスなどに注ぐと、豊かな香りと引き締まった飲み口が存分に引き出されます。

このお酒の詳しい情報は日本酒香味評価データベース酒仙人「特別純米酒 阿櫻」をご参照ください。